こんにちは、ダイキです。
大学生のアルバイトとして不動の人気を保っているのが家庭教師と塾講師。
この2つに興味を持っている人も多いかと思います。
僕は高校生の頃から家庭教師のアルバイトがやりたくて、大学に入学してすぐ家庭教師になりました。
それからしばらくして、もっと多くの生徒に指導したいと思い、塾講師にもなりました。
この2つのアルバイトを経験した僕が、今まさにこのアルバイトに興味を持っている皆さんにリアルな情報をお届けしようと思います。
結論から言うと、家庭教師と塾講師にはそれぞれ適正があるので、自分がどっちに合うか考えてみてください。
・1人1人の生徒をじっくり指導したい
・お金稼ぎよりも単純に指導したい
・自分のやり方で指導したい
・多くの生徒を指導したい
・お金もそれなりに稼ぎたい
・他の先生とも交流したい
塾は個別指導塾でしか経験がないので、ここで言う塾の情報は全て個別指導塾のものだと思ってください。
目次
家庭教師と塾講師の違い

まずは家庭教師と塾講師の違いについて見ていきましょう。
それぞれのメリット・デメリットを比較して違いを検討します。
家庭教師のメリット
- 時給が高い
- 生徒1人1人をじっくり指導できる
- 時間の融通は利きやすい
家庭教師と言えば時給が高いです。
安くても1600円で、高ければ5000円くらい貰えます。
とは言え5000円も貰えるのなんて東大生とか医学部の人とかで、教える対象がお金持ちのお家の高校生というパターンがほとんどです。
この場合、難関大学合格を目指したガチガチの受験指導になるので学歴がSランクでない人には縁のない話です。
大体平均して時給1800円~2500円が多いと思います。ちなみに僕は2500円でやっていました。
そして家庭教師は基本先生と生徒が1対1なのでじっくり指導できます。
ほとんどの場合、生徒の部屋で指導するので他には誰もいません。2人きりなので勉強に集中できます。
しかしだからこそ、基本的に生徒と先生は同性が好まれます。今のご時世、色々と不安ですからね。
最後に、時間の融通は利きやすいです。
これはお家にもよりますが、僕が今まで担当させてもらったお家は時間の融通が利きやすかったです。
基本週1回の指導になるので、決まった曜日の決まった時間に指導することになりますが、外せない用があって指導できない場合は交渉すれば別の日や時間に振替可能です。
家庭教師のデメリット
- 1回あたりの労働時間が短い
- 多くの生徒は指導できない
- 時間の融通は利きにくい
家庭教師のバイトは時給は高いですが、1回あたりの労働時間は短いです。なのであんまり稼げません。
時給2000円だとして、週に1回90分の指導だとしたら、月約12,000円です。
稼ぎたかったら生徒の数を増やすしかありません。
1人1人じっくり指導できるのが家庭教師のメリットですが、これは裏を返せば多くの生徒は指導できないということでもあります。
僕のように、途中でもっと多くの生徒を指導したいと思ったら塾講師もやるか、家庭教師を辞めて塾講師に専念するかしかないです。
さきほど家庭教師のメリットのところで時間の融通は利きやすいと言いましたが、逆の場合もあります。
このへんは本当にお家によって様々なんです。「毎週火曜日の夜7時からしか空いてない」というお家があれば、時間の融通は利きにくいですよね。
だから時間の融通に関してはお家によりけりで、家庭教師派遣会社から紹介されるまで分かりません。
塾講師のメリット
- 多くの生徒を指導できる
- 自分以外の先生と交流できる
- 労働時間は自分で調整可能
塾にはたくさんの生徒がいるのでその分多くの生徒を指導できます。これは家庭教師にはない魅力ですね。
家庭教師では基本同性の生徒を指導しますが、塾講師では異性の生徒を指導することもよくあります。
それから周りに他の先生がいるので、交流できます。
先輩先生から指導法を教わったり、悩みを相談したりできます。自分以外に先生がいるというのは結構心強いですよ。
塾講師のバイトは基本曜日が決まっています。
生徒が固定の曜日に塾に来るので、先生もそれに合わせて固定の曜日に出勤します。
都合が悪くてどうしても出勤できない場合は他の空いてる先生に代講をお願いする必要があります。
塾講師のデメリット
- 1人1人と関わる時間が少ない
- ブラックな塾だと残業が多い
- 指導以外にも業務がある
塾には多くの生徒がいて、1回授業が終われば少し休憩してまた次の生徒の指導に入るので、1人1人と関わる時間は少ないです。
ブラックな塾に入ってしまうと拘束時間がとても長かったり、そのくせ給料は指導時間分しか貰えなかったりします。
塾で働く場合はしっかりとブラックホワイトの見極めをしてからにしましょう。
それから塾では指導以外でも業務があったりします。
と言っても簡単なものです。例えば生徒達が受けた定期テストの分析とか、チラシ配りとか、その他雑務です。
普通の塾ならこういう業務でもしっかり給料が出ます。
家庭教師と塾講師どっちがいいのか

さて、ここまで家庭教師と塾講師の違いについてそれぞれのメリット・デメリットから比較してきました。
結局、家庭教師と塾講師どっちがいいのか。
結論から言えばどっちとも言えません。
あなたの適正によって変わるからです。
家庭教師が向いている人
- 1人1人しっかり指導していきたい
- お金稼ぎというよりは指導する方がメイン
- 自分のやり方で進めたい
これらに当てはまる人は家庭教師が向いています。
塾では大体テキストがあって、それに沿って指導していくので独自のやり方で進めるというのが難しいです。
なので、自分のやり方で進めたいという人には家庭教師が向いていると言えます。
塾講師が向いている人
- 多くの生徒を指導したい
- 指導しながらも、お金もそこそこ稼ぎたい
- 他の先生たちとも交流したい
これらが当てはまる人は塾講師が向いています。
多くの生徒を指導したい、お金もそこそこ稼ぎたい、他の先生たちとも交流したい…
そんな欲張りな人には塾講師が向いていると言えます。
ちなみに僕は多くの生徒を指導したいし、お金もそこそこ稼ぎたいし、他の先生たちとも交流したいけど、時には自分のやり方で進めたい部分もあって結構微妙な立場です笑。
塾で働く場合でも、教室長にしっかりと意見を伝えれば塾のやり方ではなく、自分のやり方で進めることを認めてくれる場合があります。(でも基本塾のやり方に従います)
家庭教師・塾講師になるにはどうすればいいのか

家庭教師になるには
家庭教師の場合は選択肢が2つあります。
「業者経由」と「個人契約」です。
個人契約というのは家庭教師とお家側で個人的に契約するタイプのことですが、これはコネがないと厳しいです。見ず知らずの人をいきなり家庭教師にしようなんて思えないですよね。
だから家庭教師をやりたいならまず家庭教師とお家側を仲介してくれる業者に登録するのがオススメです。
僕は当時、家庭教師のマスターと学研の家庭教師に登録していました。1つの業者に絞らず、複数の業者に登録しておくのが得策です。理由は単純で、その分だけ紹介される案件が多くなるからです。
あとは、僕は勤務地的に登録していませんでしたが、東海地方や北陸地方に住んでいる方は家庭教師のあすなろがいいと思います。
塾講師になるには
バイト探しの定番ですが、とりあえずギガバイトに登録しておくのがいいと思います。理由は単純で、塾講師の募集が多いからです。
都内や神奈川なら結構簡単に見つかると思います。
それ以外の方法として、オススメの方法があります。
それは、塾に直接応募する方法です。
近所の知ってる塾とか、自分が通っていた塾とか、働きたいなと思っている塾が既に決まっているなら、そこに直接応募しましょう。
「でも近所の塾はアルバイトの募集しているか分からないな」と思う人もいるかと思いますが、そんなの関係ありません。
今の時代、ほとんど全ての塾は人手不足です。
僕がいた塾でも常に人手不足でした。
アルバイトの募集をしていないのは、広告にお金がめっちゃかかるからです。つまり、募集してるけど、広告を出してないから募集してないように見えるだけです。
求人サイトを経由してアルバイトの人を雇うと、報酬として塾はかなりのお金を求人サイトに払う必要があるので、塾としては学生にアルバイトやってほしいけど、広告にお金を出す余裕はないということが多いです。
なので、働きたいと思っている塾があるならまずは連絡をしてみましょう。
メールでも電話でもいいです。
きっとその塾からすればかなり嬉しいはずなので、不安に思わなくて大丈夫です。
まとめ

- 家庭教師は1人1人じっくり指導したい人向け
- 塾講師は多くの生徒を指導したい人向け
いかがでしょうか。
なんとなくでも家庭教師と塾講師の違いが分かってもらえたら幸いです。
皆さんのアルバイト生活が上手くいくことを願います。
ちなみに、家庭教師では最初業者経由で契約しても、お家側の信頼を得られれば個人契約に交渉することもできます。
しかしこれは業者側にとっては不利益になり、ほとんどの場合契約違反になるので、やる場合は自己責任でお願いします。
ではまた。
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