【ようこそ実力至上主義の教室へ8巻】【ネタバレ】南雲や高円寺に動きが…?



こんにちは、ヒマガイです。

よう実8巻がついに発売されましたね。

ようこそ実力至上主義の教室へ8 (MF文庫J)
衣笠彰梧
KADOKAWA (2018-05-25)
売り上げランキング: 95

表紙は元生徒会長の堀北兄と書記の橘です。

今回の巻は新章の幕開け的な位置づけなので、7巻と比べると盛り上がりには欠けますが、様々な伏線が張られているので重要な巻でもあります。

アマゾンレビューでは厳しい評価が多かったですが、僕はこの巻も好きです。

では早速個人的な感想を書いていきます。

 

※この先ネタバレを多く含むので、ネタバレしたくない人はページを閉じてください。

 

新たな特別試験の概要

3学期に入ってすぐ特別試験が始まります。

その名も「混合合宿

晴れてCクラスへと昇級した綾小路たちはバスで山中の校舎に連れていかれ、そこで7泊8日の合宿を行います。

今回の特別試験は非常に細かいルールが設定されていますが、概要だけここに記します。

混合合宿
男女別で1学年6つのグループに分かれる。つまり男子3グループ、女子3グループの計6グループ。

1つのグループには少なくとも2クラスの生徒が存在しなければならない。例えばCクラスだけで構成されたグループはNGということ。

1グループの人数は10人~15人で、各グループに1人「責任者」を決める。

こうしてできた6つのグループにそれぞれ2年生3年生のグループが合流し、大グループとなる。学年ごとの10人~15人のグループが小グループ。1年生の小グループと2年生の小グループと3年生の小グループが合体して30人~45人の大グループが出来上がる。

こうして6つの大グループが出来上がる。合宿中はこのグループで生活を共にすることになる。

最終日に「座禅」、「スピーチ」、「筆記テスト」、「駅伝」の4つの試験があり、成績が良い上位3グループは報酬としてクラスポイントやプライベートポイントを与えられ、下位3グループは逆にポイントを引かれる。

最下位の大グループは、退学の可能性も出てくる。具体的には、最下位だった大グループの中に、学校が定めたボーダー点に届かなかった小グループがあればその小グループの責任者が退学になる。

例えば、A,B,C,D,E,Fという大グループがあり、Aが最下位(6位)になったとして、学校が定めたボーダー点が70点だとする。Aの中にaという1年生の小グループがあり、この小グループの点数が65点だったらそのaという小グループの責任者が退学になる。もしグループの成績を著しく悪くさせた者がいれば、退学になった責任者はその人を道連れにして一緒に退学になることもできる。

とまぁこんな感じです。

これでもざっくり書きましたが、なかなか複雑な試験ですよね。

主人公の綾小路は面白いグループに配属されました。

 

Aクラス:弥彦、橋本

Bクラス:モブ3人

Cクラス:綾小路、高円寺、幸村(啓誠)

Dクラス:石崎、アルベルト

 

の計10人です。Bクラスの3人にも名前はありますが、今回全く注目されないガチのモブでした笑。Bクラスって一ノ瀬以外影薄いですよね。

石崎とアルベルトは、綾小路が龍園をボコボコに負かした現場にいたこともあって綾小路と同じグループというのが居心地悪そうです。弥彦と橋本は同じAクラスですが、弥彦は葛城派で橋本は坂柳派なので少しバチバチ。Bクラスのモブは完全に空気で、Cクラスは綾小路と啓誠は仲がいいですが高円寺はいつもの高円寺です。

非常にやりにくい小グループとなりました。

龍園の動向

7巻で元DクラスのXこと綾小路にボコボコにされて戦線離脱を宣言した龍園。

3学期以降は龍園ほどではないにしても賢い金田や椎名が仕切っていくようです。

龍園は今回の特別試験では終始大人しかったです。南雲と堀北兄の密会にたまたま居合わせてちょっと絡みがあったくらいで他は特にありません。合宿中は真面目にやっていて、最終日の試験もそれなりにやったと思います。とは言えグループにはなじもうとせず、自ら孤立する道を選びました。

今後もこのまま大人しくしているんでしょうか。

いや、そんなはずはないと思います。

龍園はこの作品の中でも唯一無二の存在です。

綾小路と思考回路が似ていて、敵に回すと非常に厄介な嫌な存在。そんなキャラクターをこのままフェードアウトさせるとは思えません。

恐らくどこかで綾小路が龍園を利用して敵を倒す展開があると思います。

それこそ、南雲と本気でやりあうことになった時とか。

 

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高円寺の真意

ずっと謎キャラを貫いている高円寺六助。

身体能力が高く、頭もキレる相当優秀な人物。でも協調性が皆無というキャラ。今まであんまり話に絡まなかった高円寺ですが、今回わりと出番が多かったです。

高円寺はAクラスに上がることなど興味はなく、ただ卒業できればいいというスタンスでした。

そのため今までクラスのために自身の力を発揮することはなく、クラスメイトからも良く思われていません。

しかし今回高円寺の真意が明らかになりました。

実は高円寺はAクラスに興味があり、Aクラスへ上がる策も既に考えてあったのです。

ずっと謎キャラだった高円寺の真意を南雲が暴きました。

高円寺の策
高円寺は入学直後、ある真実に辿り着きます。

この学校で貯めたプライベートポイントは卒業後どうなるのか。実は現金化することができるそうです。

もちろんそのままの価値ではなく、いくらか下がりますが。(100万プライベートポイントがそのまま100万円に換金されるわけではなく、50万円や10万円になるということ)

そして高円寺は策を思いつきます。

卒業生のポイントを現金で買う

もちろん現金化される時のレートではなく、もっと高いレートで。(例えば、100万プライベートポイントを50万円に現金化できるなら、50万円よりも高い100万円で100万プライベートポイントを買うということです)

Aクラスへ昇級する権利は2000万プライベートポイントで買えるので、仮に上のレートで考えるなら2000万円用意する必要があるということになります。

普通の高校生には到底できませんが、高円寺はお金持ちの家なので実現できます。

次期社長として会社のHPに顔とプロフィールが載っているそうなので信頼性もあるわけです。

実際に上級生に対してこの話を持ち掛けていたようで、そこから南雲に辿り着かれてしまったということです。

でも南雲にその策をみんなの前で晒されてしまったのでこの策はもう使えません。

それでも高円寺は毅然とした態度のまま別の策を考えてAクラス行きのチケットを買うつもりのよう。

 

今回は高円寺と綾小路の絡みが比較的多かったです。

特にそれらしい情報は一切与えていないのに綾小路が龍園を潰した人物であると見抜いたり、ずっとグループに協力しない姿勢を貫いていたかと思えば最後の駅伝では本気を出してもいいというような発言をしたり。

結局本当の本気は出していませんが、それでも好成績で試験を終えました。

今回の8巻で改めて高円寺六助の異質さ、能力の高さに驚かされました。

Aクラスへ昇級するための策を1つ南雲に潰された以上、高円寺はこれから動き出すかもしれません。今回の話はそのウォーミングアップでしょうか。

南雲と堀北兄の勝負

南雲は今回の特別試験で堀北兄に勝負を持ち掛け、堀北兄は珍しくそれを受け入れました。

別々の大グループになった両者。

どっちの大グループがより良い成績を残せるかという非常にシンプルかつ正々堂々な勝負をし、結果堀北兄が勝ちました。

3年Aクラスのリーダーとして打てる手は全て打ち、万策に万策を尽くした結果と言えるでしょう。

しかし実質の勝者は南雲でした。

 

南雲は既に、初日のバス移動の時から手を打っていました。

生徒会書記で堀北兄と最も関係が深いとも言える橘を狙い、彼女を退学に追い詰めました。

本編を読んでもらえれば詳しい内容が分かりますが、簡単に言えば南雲は堀北兄を騙したわけです。

南雲は勝つためなら手段を選ばない強引な男ですが、決めたルールは守る男です。

堀北兄は南雲からの勝負を受ける条件として、他の人間は巻き込まないことを提示しました。

南雲は今まで堀北兄の指示には従ってきたし、約束やルールも守ってきたそうです。そうして信頼を得ていた南雲はその信頼を利用して今回その条件を破ってみせたわけです。

これによって南雲は信頼を失った代わりに堀北兄に一矢報いたということになります。

綾小路の動向

今回綾小路はほとんど何もしていません

とは言え当然周りの動きには気づいていました。

南雲が企んでいたことも全て知っていました。知っていたというよりは軽井沢や朝比奈を使って調べたわけですが。

調べて全てを知ったうえでの静観です。

多くの読者としてはやっぱり主人公が悪いヤツを倒す爽快感を求めているでしょう。

今回の8巻はあまり良い評判はありません。少なくともアマゾンレビューは他の巻よりも低い評価になっています。

それは綾小路の静観が主な原因の1つだと思います。

確かに綾小路が本気を出して正面から敵と戦うのは爽快だし読んでいてわくわくします。実際7巻で龍園を倒したのはスッキリしました。

でも綾小路は入学当初から基本的に同じスタンスです。

目立たずに普通の学校生活を送る

そんな主人公にガッツリ交戦を求めるのはちょっと違う気がする。と個人的には思います。

 

そんな綾小路ですが、南雲を倒す気配はあります

だからこそ軽井沢や朝比奈を使って情報を集めたのでしょう。

綾小路としては何もなく普通に卒業するのが1番でしょうが、南雲や坂柳などがそうはさせない場合があります。

その保険として情報は集めておいたという感じでしょうか。

とは言え南雲は2年全体を支配している凶悪なカリスマリーダー。

気に入らないやつは退学させるというスタンス。しかもそれなりに権力がある現役の生徒会長だから質が悪い。

そんな南雲相手に綾小路1人で勝てるとは思えないので、誰かを味方に付けるでしょう。

個人的には龍園や高円寺が少しでも協力してくれるとアツい展開なんですけどね。

僕の中ではもう綾小路と龍園は友達だと思っています笑。

強敵ライバルと拳で語り合って仲直りしたら少年漫画では親友コースまっしぐらですからね。

 

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今後の展開

今回の8巻は特別試験の混合合宿が終了したところで終わりました。

そしてここから全学年を巻き込み、高度育成高等学校の退学者は続出していく。

8巻本編の最後の1行です。

今回は結局退学のペナルティを受けた生徒はポイントを払うことで救済されました。

しかし今後は確実に退学者が出るでしょう。

事実、2年生の生徒は退学者が何人かいるようです。

全学年を巻き込むなら1年生も例外ではありません。

これはもしかしたら綾小路が本気を出すきっかけになるかもしれません。

綾小路はAクラスを目指していませんが、卒業はするつもりです。つまり退学は断固拒否の姿勢。父親に対してもそうでした。

相手が誰であろうと、自分を退学においやろうとする人物が現れれば本気で争うでしょう。

そして南雲がその相手になる可能性が今のところ1番高いです。

そうなれば南雲vs綾小路は必至。

 

残りの3学期でどんな特別試験があるのか、堀北兄ら現在の3年生の進路はどうなるのか、誰が退学してしまうのか。

そして4月になり綾小路達が2年生に上がれば新しい1年生が入ってきます。

現在、1年生でも坂柳、高円寺、龍園、一ノ瀬、綾小路など非常に優秀な人物がいて、それは2年生でも3年生でも同じです。

綾小路たちの後輩になる新入生たちも当然厄介な人物がいると思われます。

まとめ

  • 新たな特別試験
  • 龍園の動向
  • 高円寺の真意
  • 南雲と堀北兄の勝負
  • 綾小路の動向
  • 今後の展開

いかがでしょうか。

上級生を中心に新しいキャラクターが続々登場しました。

まさに新章開幕的な8巻でしたね。

今回はどうしても序章的な立ち位置なので綾小路は活躍しませんでしたが、伏線もいくつか張られていたので意味ある巻だったと思います。

一ノ瀬が260万近くプライベートポイントを保有している謎も若干明らかになりましたし、そろそろ坂柳が本格的に動きそうです。

南雲が目立つ巻でしたが、当然1年の争いにも目が離せません。

 

ラノベなので進みはどうしてもゆっくりになってしまいますが、今後の展開を考えるのはとても楽しいですね。

次の9巻は9月出版を目標にしているそうなので、また新刊が出れば記事を書きたいと思います。

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