こんにちは、ダイキです。
今月もやってきました9日です。進撃の巨人の最新話解禁の日ですね。
今回は前回の106話よりも大きな変化があったので読んでてわくわくしました。
107話で判明した事実を1つずつまとめていきましょう。
※ネタバレしたくない人はページを戻ってください。
目次
107話で明らかになった事実まとめ
- パラディ島とヒィズル国は2年前に接触していた
- ミカサの母はヒィズル国出身だった
- 100年以上前、エルディア帝国とヒィズル国は同盟を結んでいた
- 巨人大戦後、ヒィズル国は敗戦国として立場を追われた
- ミカサはヒィズル国将軍家末裔の血筋
- パラディ島とヒィズル国が接触する前に、ジークがヒィズル国と接触していた
- ミケから回収した立体起動装置をジークがキヨミに渡す
- 立体起動装置を動かすには氷爆石などの特殊な資源が必要
- パラディ島の民はその資源の重要性を知らないが、ヒィズル国には必要なもの
- 「秘策」の実行には3つの過程が必要
- 1:「地鳴らし」の実験的活用
- 2:ヒィズルの介入
- 3:ジークは獣の巨人を王家の血を引く者へ継承(王家の血を引く者は13年の任期を終えるまで可能な限り子を増やすこと)
- エレンの単独行動は他にやり方がなかったから
- ジークの寝床は巨大樹の森
- ガビとファルコがプリズンブレイク
- ライナー、ポルコ、ピークはマーレで無事
- ヒストリア、妊娠(相手は不明)
濃い。
今回は内容が濃すぎる…。
1話でこれだけの新情報が明らかになりました。
全てをこの記事にまとめると長くなりそうなので大事なところだけピックアップして見ていきましょう。
ヒィズル国とパラディ島
今回の107話のメインの1つとして、ヒィズル国とパラディ島の関係性があります。
ジークの手引きによって、ヒィズル国のキヨミがパラディ島に訪れて東洋の謎がある程度明らかになりました。
100年以上前、エルディア帝国とヒィズル国は同盟を結んでいて、両国の長同士は仲が良かったそうです。
ヒィズル国のトップである将軍家の偉い人がパラディ島でバカンスを楽しんでいました。
そんな時に巨人大戦が起こり、ヒィズル国は敗戦国として立場を追われるが、その将軍家の偉い人はパラディ島に残った。(何があったかは不明)
ヴィリーの話によると、巨人大戦後145代フリッツ王、カール・フリッツはエルディア国民と島に逃げ、三重の壁を築いた。
マーレが復讐してくるならそれを受け入れるつもりだったが、それまでの間に楽園を築きたかった。だからユミルの民の記憶を操作して都合の良い虚しい楽園を作った。
でもユミルの民ではないアッカーマンとヒィズル国の将軍家の人間には記憶の操作ができない。
他のユミルの民以外のエルディア人(島に一緒に来たマーレ人など?)はフリッツ王の楽園論に賛成したが、この2つの一族は反対した。
フリッツ王家にとっては都合の悪い存在なので迫害した。
そうしてこの2つの一族は次第に衰退していった。アッカーマン家については、ケニーが若い頃から王に仕える憲兵を殺しまくって迫害に対抗してはいた。将軍家については、エレン達がいる時代ではミカサの母(おそらく純血)だけが生き残っていた。
そしてその母も殺され、ついにミカサ(混血)だけがヒィズル国将軍家の唯一の末裔。
進撃の巨人107話「来客」より
その情報をジークから聞いてキヨミがパラディ島にやってきたというわけです。
ヒィズル国の目的
1つ気になることがあります。
アズマビト家はなぜ将軍家の末裔を求めているんでしょうか。
そりゃもちろん、「自国の主の末裔が死んだと思ってたら生きてた」なんて知ったら会いたいと思うし、自分たちの国に連れて帰りたいと思うのは分かります。
でもそんなに特別な存在なんですかね。今はその末裔がいなくても十分国としてやっていけてるみたいだから、「わざわざパラディ島に行って危険を冒してでも欲しい!」っていう感覚に違和感があります。
つまり僕は、将軍家の血も特別な血なのではないかというふうに考えています。
ユミルの民が巨人化できるように、将軍家の人間も特別な能力があるのではないでしょうか。
エレンやアルミンが死にそうになると急に頭痛がしたり、1話の「いってらっしゃい、エレン」もあったりして、ミカサは未だに謎が多いキャラです。それもこれも将軍家の血が原因だったら…。
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ジークはやっぱり父親の言葉を守っていた
別の記事で書いたことですが、ジークはエルディア人の味方、つまりパラディ島の人間の味方だと予想していました。
これは色んな人が予想していましたが、僕はグリシャのある言葉を根拠にしていました。
「お前は誰よりもマーレに従順なフリをしなければならない」
ジークは7歳になって両親をマーレに売りました。このシーンは、ジークが毒親の思想強制に嫌気がさして密告したように描かれていますが、ミスリードでしたね。
どっぷり親の思想に侵されていました。
グリシャの言葉をずっとずっと信じ続けて,救うべき仲間を殺し続けてマーレに従順なフリをしていたわけです。
まるでクルーガーですね。
進撃の巨人107話「来客」より
イェーガー家の人間はグリシャ以降、親子共に進撃の意志が強すぎる笑。
もしエレンに子供ができたらどんな子に育つのか、見なくても分かります。
「氷爆石」などの貴重な資源があるパラディ島
ミケが使っていた立体起動装置をジークは個人的に隠し持っていて、キヨミに渡しました。
これとミカサへの仲介を条件に、色々と協力してもらったらしいですね。
進撃の巨人107話「来客」より
この立体起動装置を動かすには特殊な燃料が必要。
パラディ島で採掘されるもので、島の人たちは「氷爆石」と呼んでいるそうです。
これはパラディ島以外では未だに採掘されていないもので、非常に貴重な資源と言えます。なんでも、巨人の力を使って生み出したそうな。
レイス家が巨人の継承を行っていた場所は光る石で作られていましたが、あれも巨人の力で生み出したもので、パラディ島以外では入手できません。
電気などのエネルギーを消費することなく、ずっと光っているから資源としてはチートレベルですね。
こういう資源がパラディ島にはたくさんあるらしいです。
そしてその資源の真価をヒィズル国は分かっている。
一体何に使えるんでしょうか。
将軍家の人間がそれを手にすると何か特別なことが起こったりして…。
秘策の実行には3つの過程が必要
1:「地鳴らし」の実験的活用
一回試しに地鳴らしをやってみて、それがどれくらいヤバイものなのかを世界の人に知ってもらうってことです。
壁巨人が一斉に動き出す様は見てみたいですね。
2:ヒィズルの介入
「地鳴らし」がヤバイと言っても、永久的な力ではありません。いずれ軍事技術が発達していけば、地鳴らしをも超える兵器が現れることだってある。
その時に備えて、今のパラディ島の軍事力を世界基準に上げておく必要がある。ヒィズルはそれに協力してくれるってことです。
教育、経済力、外交力、人口などなど。少なくとも50年は必要とのこと。
3:ジークは獣の巨人を王家の血を引く者へ継承
この50年の間に「地鳴らし」ができなくなったら世界の国々がパラディ島に攻めてくるかもしれません。
「地鳴らし」を発動するには、フリッツ王家の血を引く巨人と始祖の巨人が必要です。でも今フリッツ王家の血を引く者はジークとヒストリアしかいません。
しかもジークはあと1年以内に任期を終えて死にます。
ヒストリアが死んでしまったら「地鳴らし」は使えません。
それを継続的に使える状態にするために、王家の血を引く者を増やさないといけない。つまり、ヒストリアには子供をできるだけたくさん産んでもらう必要がある。
その分だけ安心できるということです。
しかもジークがもうすぐ死ぬので、この獣の巨人はヒストリアが継承するしかありません。
ヒストリアは獣の巨人を継承しつつ、それから死ぬまでの13年間、できるだけ多くの子供を作らなければいけないってことですね。
なんとも酷な話です。
ライナー、ポルコ、ピーク復活
エレン達にボコボコにされた3戦士ですが、107話では復活しました。
進撃の巨人107話「来客」より
ライナーが1番最後に起きたみたいですね。
エレンにボコボコにされた時は顔がライナーの顔そのまんまで不気味な巨人でした。ポルコもピークも重傷を負っていたはずですが、順調に回復したそうです。
この3人が調査兵団と再び対峙する時は来るのでしょうか。
エレンとライナーはまた会ってほしいですね。
ヒストリア妊娠
107話は衝撃のラストで終わりました。
進撃の巨人107話「来客」より
ヒストリアの妊娠発覚です。
父親は誰?
隣にいる男はおそらく、子供の父親にあたる人物でしょう。
パット見、マーレ人に見えました。
マーレ編で散々マーレ人を見てきましたが、なんか雰囲気が似てると思いました。
帽子とかサスペンダーってマーレっぽいですよね笑。
さて、相手の男ですが、誰なんでしょうね。
ヒストリアは子供をできるだけたくさん産まなきゃいけないわけですが、相手が誰でもいいってわけでもないと思います。
目的は王家の血を絶やさないことなので、男なら極論誰でもいいんですが、それだとヒストリアがあまりに可哀想です。
島の人たちもそういう考えはしないでしょう。
誰と子供を作らせるか、ちゃんと考えたはず。
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何人目の子供?
そもそもこのお腹の子が1人目とは限りません。
見せ方的に1人目っぽいですが、2人目の可能性もあります。
「子供を作れ」と言われたのは2年前なので3人目ってことはないと思いますが、2人目である可能性はあります。
もし1人目だとしたらエレンは除外されますね。その時マーレに潜入していたと思うので。
というかそもそも、この隣の男が父親だと思うのでエレンではないはず。
隣の男は何者?
じゃあその隣の男は何者なんだ?って話になりますね。
新キャラでしょうか。
「ヒストリア」って親しげに名前で読んでいます。ヒストリアの目はほぼ死んでいますが笑。
まず相手の男に求める条件として、「健康」であることが挙げられます。
王家の血を繋いでいくことが目的なので、病弱な男の遺伝子なんか要らないですよね。
そしておそらく、子作りはこの相手とずっとしていくものと思われます。
つまり、ヒストリア1人に対して、何人もの男と子作りしまくるってわけじゃないってことです。
そうなれば、兵団の人間は除外されます。
兵団の人間は島がピンチの時は戦いに出なければなりません。
一度戦いが始まればすぐには戻ってこないでしょう。そんな人が子作りの相手になれば、絶好の子作りチャンスを逃してしまうことだってあります。
だから健康で常に家にいる男が望ましい。
さらに言えば、遠い血が混ざるとより強い遺伝子になり、免疫力が高く、病気に強い子供が生まれるそうです。
つまり、外国人と子供を作れば良い遺伝子ができるということ。
この世界で言えば、ヒストリア(ユミルの民)はマーレ人や他の民族と子供を作ることで、病気に強い子供を意図的に産むことができるというわけです。
だとすれば相手の男はマーレ人である可能性も十分ありますね。
エルディアとマーレのハーフが巨人化できることはライナーが証明しています。ライナーの出自をパラディ島の人たちは知らないでしょうが…。
こう書いていると、隣の男が本当にマーレ人に見えてきます笑。
エルディア人ってあんな帽子やサスペンダー付けないですよね。
マーレ人だとして、どこからやってきた?
隣の男がお腹の子の父親で、仮にマーレ人だとして、どこからやってきたんでしょうか。
可能性は2つ。
- 前王政で貴族として優雅に暮らしていた人(マーレ人)の親族
- 義勇兵と共にやってきたマーレ兵
調査兵団がクーデターを起こす前の王政には、ユミルの民でない人がいましたね。
記憶を操作できないから、貴族として優雅に暮らせる立場を与える代わりに、楽園を築きたいという王家の思想に賛成してもらうというやつです。
彼らは結局調査兵団のクーデターによって立場を失い、逮捕されたりザックレーの芸術作品にされたりしました。
でもその子供たちは逮捕等されていないはず。
パラディ島にも普通に暮らしているマーレ人がいるかもしれないということです。
それからもう1つが、イェレナ達義勇兵と一緒に島にやってきたマーレ兵です。
ニコロのような存在のやつですね。
でもニコロは一応捕虜らしいので立場は超低いです。
そんなやつがいきなり大事な女王と子作りさせてもらえるんでしょうか笑。
いずれにしても可能性は低い考察でした。
まとめ
- 新事実盛沢山
- ミカサはヒィズル国将軍家の末裔
- 将軍家の血は特別な血?
- パラディ島地下に眠る貴重な資源
- 秘策の実行に必要な3つの過程
- ヒストリア妊娠発覚
いかがでしょうか。
こんなに新事実が明かされて嬉しい反面、処理するのが大変で困ってもいます笑。
でもこうして少しずつ確実に謎が明かされていくのは楽しいですね。
この107話は他にも考察するネタがいくつかあるので、また別の記事で書きたいと思います。
意見等あれば、遠慮なくコメント欄でお願いします。
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