こんにちは、ダイキです。
今回はアッカーマン家について考察していきます。
リヴァイ、ケニー、ミカサ。
進撃の巨人の作中ではこの3人がアッカーマンの人間としてその力を発揮した描写があります。
そんなアッカーマン家の一族ですが、今やリヴァイとミカサしかおらず、この2人も自身の血筋についてはほぼ無知で我々読者にとっても謎が多いです。
少しずつ明かされている情報からアッカーマン家とはどんな一族なのかを考察していこうと思います。
目次
現在明らかになっている情報
アッカーマン家について、現在明らかになっている情報を以下に示します。
- ユミルの民ではない
- 王家の懐刀
- 王家の伝承のみの存在と思われていた
- レイス家に迫害されていた
- 巨人化学の副産物
ユミルの民ではない
アッカーマンは始祖の巨人の叫びの力の影響を受けない民族です。
そのせいで王家に恐れられ、迫害を受けました。そこから生き残ったのはリヴァイとケニーとミカサの父くらいなものです。
王家の懐刀
懐刀
懐刀とは、重要な計画や相談などに参画し、知識や技術に長け、上司・主君に対し忠実であり、なおかつ上司・主君から絶大の信頼を得ている部下・家臣のことである。
王家に忠実な武家だったわけですね。
始祖の巨人も絶対的な力を持っていますが、その力ゆえ命を狙われることも多かったでしょう。
王の暗殺を狙う者たちから守る役目もあったのだと考えられます。
王家の伝承のみの存在と思われていた
伝承
伝承は、ある集団のなかで古くからある慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識などを受け継いで後世に伝えていくこと、もしくは、そのように伝えられた事柄や物を指す。
フリッツ王家の中でのみアッカーマン家の存在が知られていたということでしょう。
ではなぜジークやマガトなどの普通のマーレ人が知っていたのでしょうか。おそらく、大陸に残った王家の人間から聞いたんだと思います。
145代フリッツ王が島に逃げた時に、付いて行かなかった人たちがいます。ダイナ・フリッツがその1人です。
ダイナらからマーレが聞いたと考えれば納得がいきます。
レイス家に迫害されていた
アッカーマン家はユミルの民ではないので始祖の巨人の影響下にありません。そのため記憶操作も効かず、145代フリッツ王が理想とする楽園の計画の障害となりました。
それが理由で迫害されていて、アッカーマン家の人間はどんどん減ってしまった。
王家に忠実だったアッカーマン家が、人々の記憶を改竄し偽りの楽園を作ることに反対したわけです。
当時のアッカーマン家頭首が自らの命を差し出すことで迫害をやめさせようとしましたが、結局反故にされました。
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巨人化学の副産物
これが今のところ一番の謎ですね。
王家の伝承のみの存在と思われていたアッカーマン家ですが、巨人化学の副産物。巨人になれるユミルの民ではないのに、巨人化学の副産物。
矛盾しているような不思議な関係性です。
フリッツ王家は巨人化学の研究をしていたと考えられます。
その研究の中で生まれた副産物がアッカーマン。
「巨人の研究してたらなんか偶然強い人間が出来たから用心棒にしよう」とか思ったんでしょうか。
ここから考察
上記の情報から、まだ明かされていないアッカーマン家の秘密について考察していきます。
- アッカーマン家のほとんどは力に目覚めていなかった
- 偽りの楽園計画は島に移動してから発表された
- アッカーマン家はいつから存在しているのか
- アッカーマンはマーレ人?
アッカーマン家のほとんどは力に目覚めていなかった
アッカーマン家はレイス家に迫害されていました。
そのせいでどんどん数が減っていき、最終的にはリヴァイ、ケニー、ミカサの父くらいしか生き残っていませんでした。リヴァイの母であるクシェルも迫害からは逃れていましたが、病気で死んでしまいましたね。
アッカーマン家は皆さんもご存知の通り、力に目覚めるととんでもない超人パワーを発揮することができます。それはミカサ、リヴァイ、ケニーが証明しています。
つまりアッカーマン家の人間は常人よりも度を超えて超強いわけです。
でも中央憲兵の連中に多く殺されています。
リヴァイやミカサが同じように迫害を受けたらどうでしょう。
多分返り討ちにします。
リヴァイは対人制圧部隊に完全な奇襲を受けた上で13人も殺しています。ミカサはそこまでいかないにしても、何人か返り討ちにすると思います。
つまり、中央憲兵にやられてしまったのは力に目覚めていないから。
アッカーマン家の人間は力に目覚めると超人的なパワーを発揮しますが、その力に目覚めないことは珍しいことではないかもしれません。むしろ、目覚めた方が珍しい。
ミカサの父も強盗にあっさり殺されてしまったのでおそらく力に目覚めていません。
ミカサだって、強盗に襲われてエレンが殺されるシチュエーションがなければ今でも力に目覚めていないと思います。
アッカーマンの中でも力に目覚めるのは珍しいタイプなんでしょうね。潜在能力は化け物レベルだけど、それを開花させることができるのは一部のみという感じの一族。
偽りの楽園計画は島に移動してから発表された
ヒィズル国の将軍家とアッカーマン家は145代フリッツ王の楽園計画に反対して迫害されました。
でも、島には移動しています。
もし移動前に知らされていたら島に付いて行かないでしょう。わざわざ迫害されると分かっていて行くわけないですよね。
つまり、この楽園計画は島に移動してから発表されたものと考えられます。
アッカーマン家はいつから存在しているのか
アッカーマン家は巨人化学の副産物らしいです。
ということは、巨人化学の研究中に偶発的に生まれたものと考えられます。
エルディア人やマーレ人、ヒィズル国の人々より歴史が浅いはず。一体いつから存在しているんでしょうか。
100年前の巨人大戦の時に145代フリッツ王と一緒にパラディ島に移っているので、その時にはいます。
ではその前の巨人の力を持つ家々同士の争いの時代はどうだったのでしょうか。
僕の考えでは恐らく、エルディア帝国が巨人の力を使ってマーレを蹂躙した時あたりから生まれたものだと思います。
その根拠は後で説明します。
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アッカーマンはマーレ人?
明確な根拠はなく、全くの予想ですが、アッカーマンはマーレ人だと思います。
アッカーマンがどのようにして生まれたか。
マーレ人に巨人化の注射を打って生まれたのがアッカーマン家。
順を追って説明します。
まずエルディア帝国は巨人の力を使って大国マーレを蹂躙しました。
その後も他国に攻めて勢力拡大。
その時にはもう巨人化の薬は開発していたものと思われます。それを使わないと巨人の力を継承できないですからね。
その巨人化の注射を遊びでマーレ人に打ったのがきっかけだと思います。
当時のエルディア人は残虐な思想の民です。巨人化学の研究をしていた王家の人間が捕まえたマーレ人に対して、色々人体実験をしていたとしてもおかしくありません。
その1つとして、巨人化の注射を打ったとしたら…。
結果として巨人にはならなかった。
すぐに面白い反応もなかった。
でもあるきっかけで超人的なパワーに目覚めた。リヴァイやミカサのように。
その力に目覚めた最初の人物の姓が「アッカーマン」だった。
力に目覚めたアッカーマンは残虐な敵であるエルディア人に牙を剥きます。
でも当時は立体起動装置などの武器はなく、結局巨人には勝てない。
その力に利用価値を見出したフリッツ王家がアッカーマン家をエルディア帝国の中枢にし、特別な待遇を用意して預かる代わりに懐刀として忠誠を誓うように命じた…。
あくまで仮説ですが、事実だったら面白いですね。でもエルディア人とマーレ人って顔立ちが似てるし、そう考えるとアッカーマン家の人間がパラディ島に馴染んでるのも納得。
まとめ
- アッカーマン家でも力に目覚めた者は少ない
- フリッツ王家の巨人化学の研究者がアッカーマンを生み出した
- マーレ人に注射を打ってアッカーマンが誕生した
いかがでしょうか。
後半はだいぶ暴論だったかもしれません笑。
1読者の妄想として見てもらえれば幸いです。
アッカーマンというのはドイツ語で農民を意味するそうです。
巨人化学の実験台になった最初のアッカーマンは普通の農民で、罪もない人間だった。なんてこともありそうですね。
いずれアッカーマン家の謎についても明かされると思うので、その時を楽しみにしています。
他にも自身の考えや、独自の考察があるという方はぜひコメント欄で教えてください。
ではまた。
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