こんにちは、ダイキです。
最近Visual Studio 2017でC言語のプログラミングを始めました。
設定はうまくできたのに、デバッグの結果がすぐに消えてしまう! という問題に困っている人はいませんか?
僕は困りました笑。
エラーもなく、ちゃんと実行できているんだろうけど、結果を自分の目で見て確認しておきたいですよね。
結果がすぐに消えてしまうのはプログラムの仕様なので、プログラムをちょっと修正するだけで簡単に結果をずっと表示させることができます。
他にもVisual Studio特有の機能によって解決方法があります。今回は2つの方法を紹介していきます。
では早速見ていきましょう。
①プログラムの最後にsystem関数を入れる
プログラムの最後に「system(“pause”);」と書き加えるという方法です。
これは、適当なキーを入力するまで処理を中断するという機能を持っています。
これを最後に入れるだけでデバッグ結果をしっかり確認することができるわけです。
ただし、C言語なら「<stdlib.h>」を、C++なら「<cstdlib>」をインクルードする必要があります。
C言語で例を見てみましょう。

赤枠で囲っている部分が今回の肝です。これを追加することによって右の実行画面が得られます。
適当に何かのキーを入力すると処理が終わり、画面が消えます。
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②ブレークポイントを入れる
次にVisual Studio特有の機能「ブレークポイント」を使った方法について説明します。
ブレークポイントとは、そこで処理を止める機能です。任意の点に設定することができます。

上の画面のように、ブレークポイントを設定したい行を選択した状態で、上のバーの「デバッグ」から「ブレークポイントの設定/解除」をクリック。
これで完了です。
実際に実行してその結果を見てみましょう。

このようになりました。
実行結果のウインドウを消したい時は右上の「×」をクリックすればOKです。
特にコードをいじる必要もなく、簡単にデバッグ結果画面をずっと表示させることができました。
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まとめ
- system関数を使う
- ブレークポイントを使う
いかがでしょうか。
今回はVisual Studio 2017において、デバッグの結果画面をずっと表示させておく方法を紹介しました。
system関数を使う方法とブレークポイントを使う方法があります。
ブレークポイントを使えばコードをいじらずに簡単に実現できるのでオススメですが、これはVisual Studio特有の機能であり、他の開発環境ではマネできません。一応system関数を使った方法も知っておくといいと思います。
system関数を使う場合、新しいライブラリをインクルードする必要があったり、C言語とC++によってインクルードするライブラリが違うので面倒ですが、特に難しいことはやっていないのでこの機会に覚えてしまいましょう。
ではまた。
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