こんにちは、ダイキです。
今月も進撃の巨人の最新話がやってきました。
進撃の巨人122話「2000年前の君から」
タイトルからして第1話「2000年後の君へ」と繋がっているいることは明らかですね。
今回もとても重大な内容がてんこ盛りの濃い1話でした。
では早速ネタバレを見ていきましょう。(大事なポイントだけ抜き出してざっくりあらすじを説明します)
※ここから先ネタバレ注意
目次
進撃の巨人122話ネタバレざっくりあらすじ
今回の、進撃の巨人122話「2000年前の君から」のあらすじをざっくりまとめると以下のようになります。
- 始祖ユミルは古代エルディア帝国時代の奴隷
- ユミル巨人化
- エルディアとマーレの真の歴史
- ユミルはフリッツ王との間に3人の子を授かる
- フリッツ王をかばい、ユミル死亡
- マリア、ローゼ、シーナはユミルの力を継承
- エレン、ユミルを奴隷解放
- 地ならし発動
これだけ見ても結構濃い内容だと分かりますね。
では早速、順に見てきましょう。
始祖ユミルは古代エルディア帝国時代の奴隷

進撃の巨人122話は古代エルディア帝国時代の風景から始まります。
まだ巨人がいない世界。エルディア人の中には兵士のような人と奴隷のような人がいます。
始祖ユミルは奴隷として生きているようです。
どのような分け方で兵士と奴隷が分かれているか分かりませんが、人種的な大きな違いは見受けられません。家柄で立場が変わるのでしょうか。
ある時、エルディア帝国の王(フリッツ王)が奴隷たちを集めます。
ブタを逃がした奴隷は誰だと問い詰める。
奴隷たちは一斉にユミルを指さし、ユミルは濡れ衣を着せられ、殺されそうになります。
追手からなんとか逃げている途中、大きな木を見つけます。バオバブの木のような木。
ユミル巨人化

木の根元には大きな穴が開いており、ユミルは逃げるように木の中へ。
するとその中は井戸のような落とし穴のようになっていました。底には水が溜まっています。
暗がりの中、足を滑らせて落ちてしまうユミル。
溺れて死んでしまうかと思いきや、上の画像のような白い脊髄のようなものがユミルの背中に接触。これが有機生物の起源との接触ですね。
瞬間、ユミルは巨人化しました。歴史上初めての巨人です。本当の意味での始祖の巨人。
巨人のうなじにいる正体は恐らくコレでしょう。
「縦1m幅10cmの何か」
これこそが巨人の核。脊髄のようなもの。有機生物の起源。
エルディアとマーレの真の歴史

巨人化したユミルは、幸か不幸か生き残ることになります。
ユミルの巨人化を知ったフリッツ王は、この力を利用してエルディア帝国を大きく成長させます。
巨人化という強大な力を手にしたユミルですが、立場は変わらず奴隷。これだけの力を持っていれば王を殺すことも簡単でしょうが、この時にはすっかり奴隷魂が染みついてしまっているようです。
巨人の力を利用して、峠に橋をかけ、荒れ地を耕し、道を作りました。
これはグリシャが古文書をいいように解釈した内容でしたね。
更に、この絶大な力をもって大国マーレを攻め込み、マーレ兵を蹂躙しました。
これはマーレの歴史書の内容です。
つまり、マーレで語られていた歴史は合っている部分もあったし、間違っている部分もあったということです。
グリシャが解釈した内容は一部合っていたし、マーレの歴史書の内容も一部合っていた。
まさにクルーガーの解釈が正解でした。
ユミルはフリッツ王との間に3人の子供を授かる

その後、ユミルはフリッツ王との間に3人の子供を授かります。3人とも女の子。
名前はマリア、ローゼ、シーナ。
パラディ島の壁の名前ですね。
あの大きな壁はこの3人の名前から取ったようです。
フリッツ王をかばい、ユミル死亡

戦争の祝勝会のようなものを開いている最中、兵士の1人が隠し持っていた槍を王に向けて放ちました。
おそらくエルディアに故郷を蹂躙されたマーレのスパイでしょう。
とっさにユミルは身を挺して王をかばいます。
巨人の力を持つユミルなら回復することもできたと思いますが、結局ユミルは死にました。奴隷の人生に疲れたのか、本当に回復できなかったのか、真意は分かりません。
マリア、ローゼ、シーナはユミルの力を継承

ユミル死後、フリッツ王は彼女の体を切り刻み、娘たちにその血肉を食わせます。巨人の力を継承させるために。(アニメ2期のエンディングにこのシーンありましたね。)
こうしてユミルの巨人の力は3人の娘たちに継承されました。
さらに、3人も死後それぞれの子供たちに食われて巨人の力は継承されていきました。
そして最終的に、ユミルの巨人の力は9つに分かれました。
9つの巨人です。
始祖の巨人、進撃の巨人、戦槌の巨人、女型の巨人、超大型巨人、鎧の巨人、獣の巨人、車力の巨人、顎の巨人。
ユミルは死後、少女の姿に戻り、今エレンとジークがいる空間で健気に王家の奴隷としての務めを全うすることになります。
2000年も。
エレン、ユミルを奴隷解放

場面は変わってエレンとジークがいる空間に。
「オレがこの世界を終わらせる!」「オレに力を貸せ!」「お前は奴隷じゃない」
エレンはユミルに語りかけ、ユミルに選択を迫ります。
ずっとここにいるか、終わらせるか
最終的にユミルの目には光が宿り、世界を終わらせることを決意。ジークは止めようとするが、間に合わず。
今までモブキャラと同じように目は暗くなっていましたが、この瞬間、モブキャラを卒業しました。
地ならし発動

エレンの狙い通り、地ならしがついに発動しました。
シガンシナの壁の巨人が一斉に動き出す。他の壁の巨人も動いているかは分かりません。
壁の上で戦っているミカサ、アルミンも、下で戦闘中のライナー、ジャン、コニーも、エレンの頭を吹っ飛ばしたガビも、みんな一気にピンチです。
恐れていたことがついに起きましたね。(読者としては待ち望んでいた展開ですが)
地獄がさらに地獄になりました。
この後、エレンがまた巨人化する描写で進撃の巨人122話は終了です。
感想

いやー、非常にシビれる展開でした。
当人たちからすれば非常に恐ろしいことですが、読者として待ち望んでいた地ならしがついに発動しましたね。
このあとどうなってしまうのか分かりません。
最終回が近いことは確実ですが、まだアニの伏線やヒィズル国将軍家の伏線など、回収されていない伏線はあるので、この流れで終わることはないと思います。
始祖ユミルに目が宿るシーンは個人的に気に入っています。
優しいかわいい女の子が報われて清々しい感じ。
しかしエレンは相変わらず進撃脳ですね。
これから先どうなるのでしょうか。
進撃の巨人123話プチ予想
次の話(進撃の巨人123話)の内容を少しだけ予想してみようと思います。
エレンは巨人化し、地ならしも発動して現場はまさに地獄の加速。
超大型巨人によってシガンシナ区は壊滅。残存兵士もほとんど死亡。マーレ兵やパラディ島勢力のほとんどが死亡。
ジークの叫びで召喚された無垢の巨人も地ならしで死亡。
壊滅的状況下において、アズマビト家が氷爆石を燃料にした飛行機で登場。
ミカサやアルミン、エレンが助かる。もしかしたらハンジやリヴァイも拾っているかも。
このメンバーは飛行機で安全なところへ避難。ガビとファルコはライナーが守り、生き残る。
アルミンとミカサはエレンの真意を探るべく、質問攻め。
こういった感じでしょうか。
さて、進撃の巨人122話「2000年前の君から」どうでしたでしょうか。
個人的には、本当に興奮する内容でした。
この漫画は毎月楽しませてくれますよね。終わってしまうのが寂しいです。
今回の122話について、考察するポイントはまた別の記事で書こうと思います。
ではまた。
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