こんにちは、ダイキです。
よう実の変人と言えば、高円寺六助ですよね。
主人公である綾小路と同じクラスのおかしなキャラクターです。
ハイスペックなのに協調性が皆無で唯我独尊を体現する男。
謎も多く、隠れファンも多い高円寺。(僕も隠れファンの1人です)
そんな高円寺について、基本的なプロフィールからこれまでの印象的なエピソード、さらにはこれからの展望について徹底解剖していきたいと思います。
※2年生編1巻までの内容になっています。
高円寺六助について徹底解剖

基本的なプロフィール
まずは基本的な高円寺のプロフィールについて復習しましょう。
学籍番号:S01T004668
身長:181cm
誕生日:4月3日
星座:おひつじ座
学力、身体能力ともにずば抜けて超優秀。
高円寺コンツェルンという巨大な会社の一人息子にして跡取り。めちゃくちゃ裕福な家庭。
ルックスのレベルも高い(アニメではイケメンとしては扱われていない気がする)。
恋愛対象は年上だが、基本的に女性には紳士的な態度をとる。
かなりハイスペックだが、協調性は欠片もない。
また、自分が何をするかは、その時の自分の気分次第。
特別試験も気分次第で成績が左右されるため、本気の実力を発揮した経験はまだない。
自分のやりたいことを優先するため、結果としてクラスに協力する姿勢は感じられなかったが、退学するのは避けたいらしい。
また、Aクラスで卒業するという目標も実は持っている。
ざっとまとめるとこんな感じですかね。
一言で表現すれば、ハイスペック変態紳士。
綾小路をも凌ぐ可能性があるとんでもないハイスペックの持ち主ですが、協調性が皆無など致命的な欠点もあり、高円寺を制御できる人間はいない。(多分、親でも制御できない)
各種実力
2年生編からはOAAという生徒の実力を数値化するシステムが実装されました。
2年生編1巻のネタバレ感想記事はこちら。(OAAの情報も載っています)
高円寺の実力は以下のとおりです。
- 学力:B(71)
- 身体能力:B+(78)
- 機転思考力:D-(24)
- 社会貢献性:D-(25)
学力も身体能力も高めに評価されていますが、実際にはA以上の判定を受ける実力は持っているはずです。
なので、学校側からの評価は正確ではありません。
社会貢献性に関しては唯一、正確な評価だと思います笑。
もし本気を出した場合、学力も身体能力もA+の判定は貰うと思います。
入学当初から、この2つの項目は学校全体で見ても数年に1人レベルと言われているので、かなり期待できますね。
実際、身体能力に関しては学年1位の須藤よりも上である描写が何回かされています(水泳とか)。
高円寺の実力については、ランキング記事でも少し書いてあるので、ぜひ参考にしてみてください。
高円寺の強さがわかるエピソード
普段は実力を発揮しない高円寺ですが、自分のためなら遺憾なく発揮します。
そんな貴重なシーンを以下にまとめました。
- 無人島試験でのジャングル遊び
- 船上試験でのワンパン
- 混合合宿でのインチキトランプ探偵
- 選抜種目試験でのフラッシュ暗算
まず無人島試験でのエピソードです。
綾小路と佐倉と高円寺で島の散策に出かけたことがありました。
そのとき、高円寺は初めて上陸した島のジャングルでも全く迷いのない動きで、ターザンをも凌駕するほどの運動神経を見せつけました。
結局そのあと勝手に棄権してしまったのでサバイバル生活はやらなかったのですが笑。
未知の自然相手にも堂々と対応できる実力の持ち主です。
次に船上試験での話です。
無人島のサバイバル試験のあとは船に戻り、そこで別の特別試験が開催されました。
各グループに1人いる「優待者」を見破るという内容の試験でしたが、高円寺は早々に優待者を見破り、クリアしてしまいました。
最初の時点では特にヒントもなかったし、駆け引きもなかったと思うので、相手の表情やしぐさを頼りに嘘を見破ったということになります。
洞察力や観察力に非凡な才能があることは確かですね。
そしてしばらく日があいて混合合宿での話です。
全学年が参加する混合合宿という特別試験で、高円寺は南雲と同じグループになりました。
南雲は朝食当番をかけてババ抜き勝負を1年生たちに持ちかけましたが、これは実はインチキが働いており、南雲が勝敗をコントロールできるようになっていました。
綾小路は終始見ていたし、途中から参加もしていたということもあって、インチキに気づきました。
高円寺は参加していないし、多分ちょっとしか見ていなかったのに、南雲のインチキに気づきました。
やはりこのエピソードからも、洞察力と観察力が半端ないことが分かりますね。
詳しい試験の内容は、8巻のネタバレ感想記事を参考にしてください。
最後は選抜種目試験での話です。
堀北率いるCクラスと坂柳率いるAクラスの直接対決で、それぞれのクラスが互いに勝てそうな種目を出し合って戦うという試験でした。
その1つにフラッシュ暗算があり、回答者として高円寺が出場することになりました。
しかし、高円寺は気が乗らなかったのか、全ての問題に対して無回答という結果で終わりました。
ところが、めちゃくちゃ難しい最後の問題だけは回答し、見事に正解しました。(正式な回答ではないため、ポイントは得られませんでしたが)
フラッシュ暗算はこのとき初めてやったらしいですが、初めてやって解けるような問題ではありません。
計算能力が極めて高いので、情報処理能力も非常識なまでに高いものと思われます。
詳しい試験の様子は11巻のネタバレ感想記事を参考にしてください。
高円寺の戦略
高円寺はクラスに協力する素振りを全く見せず、Aクラスを目指しているわけでもないと言っていましたが、実はAクラスを目指していました。
それは、卒業まじかの先輩から、プライベートポイントを現金で買うという戦略です。
高円寺は高円寺コンツェルンという会社の次期社長として公式HPに顔つきでプロフィールが載っているそうです。
それを信用材料として交渉し、既に何人かの先輩と契約していました。
2000万プライベートポイント分を現金で買うわけですから、多分2000万円以上は用意する必要があります。
普通ならできませんが、超がつくほどのお金持ちである高円寺なら実行できる戦略です。
入学早々にこの戦略を思いつき、一瞬でAクラス行きの切符(仮)を手にしてしまったので、学校が退屈になったそうな。
しかし、これも混合合宿のときに南雲に戦略をバラされ、使えなくなってしまいました。
高円寺はAクラスを目指している様子なので、また新たな戦略を考えるはずです。
それがどういう形で現れるのか楽しみですね。
これからの高円寺

南雲にAクラス行きのチケットを破られた今、高円寺はどのようにしてAクラスへ行くことを考えているのか。
僕は、クラスをAクラスに上げることで自分もAクラスに行くことを考えていると思っています。
根拠はクラスのために行動したことです。
クラス内投票で山内が退学になったとき、高円寺は珍しくクラスのために行動しました。
悪役を引き受け、クラスの気持ちを代弁するかのように、執拗に山内を煽り、自ら山内の怒りのはけ口となりました。
本人は、そんなつもりはないとシラを切っていましたが、クラスのために行動を起こしたことは間違いありません。
いつもの高円寺なら、何事もないかのようにクシで自分の髪を整えるか、靴を磨くか、鏡を見てみとれるかの3択しかありません。
そんな高円寺がクラスのために行動したことには必ず理由があるはずです。
それが、今後を見据えてのことだと思います。
つまり、Aクラスで卒業するために、自分のクラスを上に上げたい。
そのために、今の内から少しずつ貢献しておく、ということだと思います。
個人的には、綾小路とバチバチに戦う展開も見てみたいですが笑。
2年生編1巻であったような、綾小路を退学にさせたら2000万プライベートポイント貰えるという裏の特別試験があれば、高円寺が綾小路とバチバチにやり合う理由になります。
2年生編1巻のネタバレ感想記事はこちらをご覧ください。
高円寺六助の徹底解剖まとめ

いかがでしたでしょうか。
高円寺は結局、ハイスペック変態紳士であることが分かったと思います。
味方になればめちゃくちゃ頼もしいですが、敵にまわったら強すぎて困っちゃうようなキャラですよね。
だからこそ、綾小路と敵対する展開になってほしいと思います。
2年生編のどこかで月城が高円寺にプライベートポイントの話を吹き込み、綾小路とバチバチにやり合う。
僅差で綾小路が勝って、高円寺は初めての敗北にちょっとだけ意気消沈。
その後、綾小路の実力を認め、綾小路がホワイトルームからの刺客と戦い、ピンチに陥った時にさりげなくフォローしてくれるなんて展開は……無いですね笑。
自分で書いててアレですが、高円寺が意気消沈する姿が全くイメージできないし、そもそも高円寺の行動理念は自分の気分次第なので、誰に何を言われても関係ないですね。
ちなみに、綾小路を徹底解剖した記事はこちらです。
また高円寺に関する情報が出たら更新したいと思います。
ではまた。
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