こんにちは、ダイキです。
待ちに待ったよう実2年生編の2巻が発売されましたね。
感想ネタバレ記事はこちらです。
2巻では特別試験はありませんでした。
ただし、3巻以降で始まる夏の無人島サバイバル試験の概要について情報が明かされました。
その内容が少し複雑だったので、感想ネバタレ記事とは別でこの記事にまとめます。
では早速見ていきましょう。
目次
2年生編 無人島サバイバル試験の概要

まずは無人島サバイバル試験の概要や報酬、退学条件などについて書いていきます。
無人島サバイバル試験の概要
試験期間は2週間で、全学年参加タイプの試験です。
また、低学年のハンデを埋めるために、低学年ほどペナルティが緩く、報酬が大きいとなっています。
今回の試験では、同学年の生徒と最大3人の小グループを組むことができます(ただし、1年生のみ4人の小グループを組むことが可能)。
例えば、AクラスとBクラスとCクラスの生徒が1人ずつ集まって小グループを組むとかできるわけです。
ただし、男女混合のグループの場合、2/3以上が女子でないとダメです。
今回の試験で考えられる小グループのパターンは次のとおり。
- 男子1人
- 男子2人
- 男子3人
- 女子1人
- 女子2人
- 女子3人
- 男子1人、女子2人
1人でも試験は行えますが、グループの人数が多いほうが単純に有利で、得られる報酬も多いです。
そして小グループは一度確定したらいかなる理由においても他のグループへ移動することはできないので、慎重に決める必要があります。
試験が始まったら、小グループ同士で集まり、最大で6人の大グループをつくることが可能。
3人構成の小グループが2組集まって6人でもいいし、2人構成の小グループが3組集まって6人でもOKです。
ただし、4人以上の大グループをつくる場合、5割以上が女子である必要があります。
さきほど説明した、人数の有利不利というのは脱落方式によるものです。
例えば、Aという生徒が1人で試験に参加し、何かしらのアクシデントで試験続行不可能になった場合、Aのグループは失格になりペナルティを受けます。
一方で、A、B、Cという生徒らが3人グループで試験に参加し、Aのみが何かしらのアクシデントで試験続行不可能になった場合、Aは脱落しますが、BとCで試験続行でき、BとCのグループが最後まで勝ち残り1位となった場合、Aも1位としての報酬を得ます。
無人島サバイバル試験で得られる報酬
今回の試験で得られる報酬は以下のとおりです。
- 1位グループ 300クラスポイント、100万プライベートポイント、1プロテクトポイント
- 2位グループ 200クラスポイント、50万プライベートポイント
- 3位グループ 100クラスポイント、25万プライベートポイント
- 上位50%グループ(1位~3位含む)5万プライベートポイント
- 上位70%グループ(1位~3位含む)1万プライベートポイント
※上位3グループが得るクラスポイントは下位3グループの学年から移動される。クラスポイントに関しては人数に関係なくクラス数で均等に分配される(四捨五入)。
注目すべきは1位のプロテクトポイントですね。
1位になるのは相当ハードだと思われるので、相応の報酬とも言えます。
今回の試験では同学年のみでしかグループを組めないため、必然的に学年別の争いになりますが、報酬はグループごとに与えられます。
例えば、Dクラスのみで構成されたグループが勝てば報酬は全てDクラスのものです。
DクラスとCクラスで構成されたグループが勝てば報酬はDとCで均等に分配。
上位3グループに与えられる600のクラスポイントは、下位3グループから均等に徴収します。
例えば、1位が2年のグループで、最下位が1年のグループなら、1年の各クラスからクラスポイントが回収され、2年の各クラスにクラスポイントが支給されます。
1位のグループが2年のグループで、構成メンバーがDクラス、Cクラスだったとします。
さらに、最下位のグループが1年のグループで、構成メンバーがAクラス、Cクラスだったとします。
この場合、1位の2年グループは300のクラスポイントを得ますが、その300のクラスポイントは最下位の1年グループから貰うことになります。
1年グループの1年Aクラスと1年Cクラスで150ポイントずつ出し合い、合計300ポイントを2年グループに支払うという流れです。
1位グループの2年Dクラスと2年Cクラスは、300クラスポイントを2で割って150ずつ得ることになります。
上位と下位のグループが同学年の場合の報酬は次のとおり。
最下位グループに含まれたクラスは100、2番目は66、3番目は33のクラスポイントを上位に支払います。
もし4クラス混合のグループが下位をとった場合は、最下位が75、2番目が50、3番目が25ポイントに減ります。
こういう意味でも、複数人のグループで参加した方が有利ですね。
無人島サバイバル試験の退学の条件
そして最後に、退学の条件について示します。
下位5グループになってしまった生徒は退学となる
試験が始まってから大グループを組めば最大で6人グループになるので、6人×5グループで最大30人の退学者が出ます。
ただし、600万プライベートポイントを支払えば退学を無効にできます。
600万はグループの人数で割られるため、6人の大グループなら1人100万プライベートを支払えば退学は阻止できます(グループ全体で600万なくても、1人100万用意できれば用意できた生徒だけ救済される)。
1人グループだと1人で600万プライベートを支払う必要があるため、やはり人数が多い方が有利です。
また、試験が始まってからはプライベートポイントの貸し借りができないため、試験前にプライベートポイントを用意しておく必要があります。
無人島サバイバル試験の特殊アイテム

今回の試験では、試験を有利に進めたり、報酬を多く得られるなどの「カード」を使うことができます。
カードは基本カードと特殊カードに分けられます。
以下にカードの名前と効果を示します。
基本カード
- 先行…試験開始時に使えるポイントが1.5倍される
- 追加…所有者の得るプライベートポイント報酬を2倍にする
- 半減…ペナルティ時に支払うプライベートポイントを半減させる(カード所有者のみ)
- 便乗…試験開始時に指定したグループのプライベートポイント報酬の半分を追加で得る(指定したグループと自身が合流した場合効果は消滅する)
- 保険…試験中に体調不良で失格した際、所有者は一日だけ回復の猶予を得る
特殊カード
- 増員…カード所持者は7人目としてグループに存在できる(男女の割合に左右されない)
- 無効…ペナルティ時に支払うプライベートポイントを0にする(カード所持者のみ)
- 試練…特別試験のクラスポイント報酬を1.5倍にする権利を得る(上位30%のグループに入れなかった場合、グループはペナルティを受ける。)
これらのカードを、1人1枚ランダムで支給されます。
特殊カードは各学年で1枚ずつしかなく、言わばレアカードですね。
また、試験開始までにカードを売ったり、交換したりできます。
カードは1人で複数枚持つこともできますが、同じ種類のカードは複数枚持っても意味がない。
ちなみに綾小路は試練カードを配布されました。
上位を狙っている綾小路には都合の良いカードかもしれませんが、このカードは龍園に50万ポイントで売りました。
これは軽井沢の万が一に備えてのものです。
軽井沢は3人の小グループを組みましたが、試験開始後に大グループを作れる保障はありません。
もし3人グループのまま試験が進み、下位5グループになってしまった場合、退学を無効にするには600万プライベートポイントをグループ人数の3人で割って1人あたり200万プライベートポイントを支払う必要があります。
それに備えて、まず軽井沢の持っていた便乗カードを葛城の持っていた半減カードと交換しました。
これでペナルティを100万ポイントまでに減らします。
あとは軽井沢と綾小路の手持ちのポイントを合わせて50万ポイント程度だったので、綾小路が試練カードを龍園に売ったことで得た50万ポイントを足せば100万ポイントになるので、万が一軽井沢が下位5グループになったとしても退学は避けられます。
綾小路はポイントも無効カードもプロテクトポイントもないので危ない状況ですが、実力的に問題はないですね。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
2巻では特別試験はなく、その前振り的な回でしたが、次の3巻からはこれまでにない大掛かりな特別試験が開催されます。
試験期間も長く、内容も複雑で、登場キャラクターも多いので、1巻分で終わるか分かりません。
というか2巻分使う可能性の方が高いですね。
また、大グループを組める条件や具体的な試験内容は明かされていないので、3巻も注目です。
また詳細な情報が明らかになったら記事にします。
ではまた。
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